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ヒロりんを新潟に送り届けた帰り道。
行きは、ヒロりんと私、子猫のリンゴの２人と１匹道中だったが、帰りはひとりぼっちだ。
しかしながら寂しさを上回る、このドキドキ感！
私、車の運転好きだーと思った。
今度は京都の実家にマーチで行ってみようっと。
昨日は結局、ヒロりんの実家に泊めていただいた。
朝はおばあ様手作りの南蛮みそをごちそうになって、あまりに美味しかったので
今度レシピを教わる約束をした。
これから、もしかしたらお世話になるかもしれない方と、未来の約束が出来ることがとても嬉しかった。
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愛車のマーチを転がして新潟へ。
ヒロりんのご実家にお土産を持ってご挨拶に行った。
新潟は日本海と信濃川があって、車がないと生活できないみたいで、
田んぼと畑が広がる、空のきれいな素敵なところだった。
「ここ、俺が通った高校。こっちは落ちた高校…」
「ほら、この時間が夕日がきれいで…」
ヒロりんは、自分の田舎に来たせいか、いつもより口数が２倍ぐらいになる。
ああ、新潟好きなんだなこの人、と思った。
老後は、新潟の広い家で猫いっぱい飼って、のんびり暮らそうか。
高校野球は、今まで四国（母の実家がある）を応援してたけど、新潟を応援することにして。
ぼんやりと、ここに骨を埋める覚悟が出来たような気がする。
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キャベツが天国に旅立った。
２日前から急に体調が悪くなったと思ったら、私たちが寝ている間に逝ってしまった。
獣医さんによると、胸とお腹に腫瘍らしきものがあり、それが急に膨らんだせいだとのこと。
せめて、腕の中で看取ってあげたかったな、と思う。
遺体は、私の勤務先そばの桜の木の根元に埋めてやった。
春になったら、花見がてらキャットフードをお供えに行こうかな。
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性懲りもなく、また猫を拾った。今度は３匹。
ゴミ捨て場、燃えるゴミの日の前日夜にゴミ袋に入れられてポイ。
猫の命って軽いんだなと思った。
まだ目も開いてなくて、全員毛並みが真っ黒！
獣医さんに寄れば、黒猫は正確が良い子が多いんだって。
今から成長が楽しみだ。ミカりんと仲良くしてくれるかな？
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劇団のスタッフ作業難航。
荷物整理がいまだ終わらず。
父親と喧嘩。
などなど上手くいかないことづくめで、要領よく立ち回れない自分にイライラして、
ああ、駄目だ。と思ったら胸がわーってなって、ヒロりんの前で初めて泣きそうになった。
こんな日もあるさ！明日から頑張りたいなあ。
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引越しをしました。
今度こそ正真正銘の一人暮らしで、部屋の狭さに呆然となる。
段ボール１２箱分の本と、５箱分の洋服はどこにしまおうか……。
引越し屋の無愛想なお兄ちゃん。
去年、ヒロりんの引越しのときにお世話になった人と同一人物だと思われるが、私のことは覚えていないご様子。
残念だな、寂しいなー。
